英外相の香港関連発言を外交部が批判「植民地の幻影に浸っている」

人民網日本語版 2019年07月04日13:37

外交部(外務省)の耿爽報道官は3日の定例記者会見で、ハント英外相の香港に関する発言について「香港の問題は完全に中国の内政だ。英側が香港の問題に粗暴に干渉しないことを望む」と述べた。

【記者】ハント英外相は2日のインタビューで「『中英共同声明』には依然法的拘束力があり、履行されなければ深刻な結果をもたらす」と述べた。さらに「英側が香港市民のために勝ち取った自由を彼らが守ることを支持する。全ての国が国際的義務を履行することを望む。香港特区政府は抗議中の破壊行為を鎮圧の口実にしてはならない」とも表明した。これについてコメントは。

【耿報道官】私はすでに二日続けてハント氏の香港に関する発言について質問に答えており、中国側の強い不満と断固たる反対を表明した。だが彼はまだ昔日の英国植民地主義者の幻影にひたり、他国の問題に上から目線であれこれ口出しする悪習に頑なに執着しているようで、依然として悔い改めることを知らず、口から出任せを言い続けている。

第1に、「中英共同声明」に関してだが、次の点を再度強調しておく必要がある。香港の祖国復帰に従い、「声明」の定めた英側と関係する権利及び義務はすでに全て履行が終わった。1997年7月1日に中国は香港に対する主権行使を回復し、中国政府は憲法と基本法に基づき香港に対する統治を実行した。英側は復帰後の香港に対して主権も施政権も監督権もなく、いかなるいわゆる「責任」も全く存在しない。

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