習近平国家主席は9月25日夜、日本の菅義偉首相と電話会談を行った。電話会談において、両国首脳は中日関係や各分野における協力深化などの話題にめぐり交流を行った。中日首脳の今回の電話会談にはどのような深い意味が込められているのだろうか?3つのキーワードで読み解いてみよう。中央テレビ網が伝えた。
共通認識の形成
中日は世界の平和・安定・発展を守る重要な責任を共に担っている。双方は人類運命共同体理念に基づき、多国間主義を積極的に提唱・実行し、国連を核心とする国際秩序と国際体系をしっかりと守り、国際多国間機関と地域協力メカニズムの下で意思疎通と協調、協力を強化し、手を携えて様々な世界的試練に対応し、アジアの繁栄と発展のために貢献するべきだ。
協力の深化
現在、新型コロナウイルス感染症は依然として世界で拡大しており、感染症と闘い、経済を安定させ、民生を保障することが、各国に共通する政策的選択となっている。中日双方は互いに支え合い、ウィンウィンを実現することができる。
中日経済貿易協力は感染症の打撃を被りながらも成長し、力強く、強靭で、極めて大きなポテンシャルを示した。中国は現在、国内の大循環を主体とし、国内と国際という2つの循環が互いに促進し合う新たな発展構造の形成促進に力を注いでいる。双方が安定的かつ円滑な産業チェーン・サプライチェーンと公平で開放された貿易・投資環境を共に守り、協力の質とレベルを高めることを望む。
中国は日本が来年オリンピック開催を成功させることを支援する。
共に未来を築く
中国側は日本の新政府と共に、中日間の4つの基本文書と4つの原則的共通認識に基づいて、歴史など重大で敏感な問題を適切に処理し、政治上の相互信頼を絶えず増進し、互恵協力を深化させ、人的・文化的交流を拡大し、新時代の要求に適う中日関係の構築に向けて努力していくことを望む。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年9月27日
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