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李克強総理がメルケル独首相とテレビ会談 中独関係の長期安定的発展を推進

人民網日本語版 2021年10月19日15:02
李克強総理がメルケル独首相とテレビ会談 中独関係の長期安定的発展を推進

李克強総理は18日午後、中南海の紫光閣でドイツのメルケル首相とテレビ会議の形式で会談を行った。新華社が伝えた。

李総理は、メルケル首相がドイツと欧州の中国との実務協力や各分野での友好的交流を力強く推進してきたことを前向きに評価し、「双方の努力により、すでに中独協力は中国・欧州協力の前列を着実に歩んでいる。中独関係が安定性と成長性に富んでいるのは、主に双方が対等に付き合い、実務協力に焦点を合わせていること、相互尊重を堅持し、意見の相違を適切に処理していること、多国間主義を堅持し、力を合わせて試練に対処していることによるものだ。中独関係の健全で安定した発展の維持は、中独両国だけでなく、世界にとってもプラスだ。来年は中独国交樹立50周年であり、中国側はドイツ側と共に努力して、引き続き協力・ウィンウィンの潜在力を深め、中独関係の長期安定的発展を推進していきたい」と表明。

また、「中国側はこれまで同様に中独関係の発展を極めて重視していく。ドイツの新政権が前向きで実務的な対中政策を継続し、中独関係・協力の基調を揺るぎないものにすることを期待する。引き続き、政府間協議などの二国間対話・交流制度を活用し、協力の基礎を拡大・強化していくことを期待する。中国側は、ドイツを含む各国と共に気候変動に対処し、感染症対策の国際協力を強化していくことを望んでいる。中国の開放の扉はますます大きく開かれていく。双方が相互開放を継続し、ルールに基づく多角的貿易体制を共同で守り、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの安定を維持することを希望する。また、世界経済ガバナンスを推進し、世界的な試練に力を合わせて対処することを希望する」とした。

李総理は、メルケル首相が退任後も中国を多く訪れ、引き続き中独関係と中国・欧州関係の発展に関心を寄せ、支持することを歓迎するとした。

メルケル首相は、「中国の発展は活力に満ちている。ドイツ側は引き続き中国側と実務協力を強化し、民間交流を拡大することを望んでいる。ドイツ企業が中国で良好かつ公正な市場参入条件を享受できることを望む。ドイツの新政権は、引き続き対中関係を重視するものと信じる。双方が来年の国交樹立50周年を契機に、独中の包括的・戦略的パートナーシップのさらに深い発展を推進することを希望する」と表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年10月19日

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