中国・パキスタン両海軍が4日間にわたり実施する合同演習「海洋衛士-2」が10日、上海呉淞の某軍港で開始された。中国海軍の劉文勝報道官によると、今回の演習は両海軍が通常の年度計画に従い実施する演習であり、地域情勢とは関係がなく、第三国を念頭に置いたものでもない。新華社が伝えた。
「海洋衛士-2」合同演習は、双方の防衛協力の強化、専門知識・経験面の交流、両国・両軍の伝統的友情の深化を旨とし、外的環境の変化に左右されない両国の戦略的パートナーシップの発展を促進するものだ。7月10日から13日までの4日間、上海沖の海空域で、行動計画段階と海上段階に分けて実施する。作戦計画、専門技術交流、文化・スポーツ大会など港湾周辺での活動と、合同対海攻撃、合同戦術機動、合同対潜、合同補給、損傷艦艇の合同支援、合同防空・ミサイル迎撃など海上での演習を実施する。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年7月11日