8月23日、山東省聊城市茌平区賈寨鎮の畑でトラクターで農作業をする農民(写真著作権はCFP視覚中国が所有のため転載禁止)。 |
8月23日午前11時16分、秋の2番目の節気「処暑」を迎えた。「処」とは、「収まる」、「落ち着く」という意味で、厳しい暑さが収まる頃となる。一年で最も暑い時期である「三伏」も24日に終わる。「処暑」の頃になると、日中は暑く、朝晩は涼しくなり、昼と夜の気温差が大きくなる。秋は雨が多くなる時期でもあり、「一雨ごとに寒くなる」と言われている。
「処暑」は実りの季節で、中国の民間では「処暑になると田畑は黄金色に染まり、人々は穀物蔵を修理する」と言われている。
「処暑」を迎えた後は、空気が澄んで青空が広がるすがすがしい季節となるものの、残暑はまだまだ厳しく、「秋バテ」の症状が出てくる頃でもある。そのため、早寝早起きを心がけ、昼にも適度に休息し、できるだけストレッチをすると、疲労感を和らげ、冬の到来に備えて、英気を養い力を蓄えることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月23日