王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は14日、インドネシアの対中協力のトップであるルフット大臣と電話会談を行った。新華社が伝えた。
王氏は「中国の新指導部は人民中心の発展理念を堅持し、質の高い発展を推進し、中国式現代化によって中華民族の偉大な復興を全面的に推進し、中国の新たな発展によって世界に新たなチャンスを提供していく。このプロセスにおいて、中国とインドネシアの協力にはできる事が多くある」とした。
ルフット大臣は「インドネシアは対中関係を非常に重視しており、中国側と共に『一帯一路』(the Belt and Road)を高い質で共同建設し、ジャカルターバンドン高速鉄道の建設を推進し、各分野で両国協力が一層の成果を収める後押しをしていきたい。インドネシアは中国がサウジアラビアとイランの協議開催、及びその重要な成果を後押ししたことを高く評価し、これを協議を通じた摩擦の解消、平和の実現の模範的事例であると考えている。中国の果たした役割は大変素晴らしいものだ」とした。
王氏はサウジ・イラン協議の状況を説明し、「これは習近平国家主席の打ち出した『グローバル安全保障イニシアティブ』の実践における成功例であり、発展途上国が自らの努力を通じて地域の紛争問題解決に成功した模範事例でもあり、対話の勝利、平和の勝利だ。中国は一貫して対話を通じた紛争の平和的解決を主張し、世界の紛争問題がいずれも対話を通じて政治的解決を実現することを望んでおり、引き続きこのために建設的役割を果たしていく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月15日