中共中央政治局常務委員会会議、新型コロナ対策をさらに優れたものへ

中共中央政治局常務委員会は10日の会議で、新型コロナ対策について報告を受け、感染防止・抑制の取り組みをさらに優れたものに変えるため、20項目の措置をまとめた。習近平総書記が会議の議長を務め、重要談話を発表した。新華社が伝えた。

会議は「中共中央の決定と方針を完全・正確・全面的に貫徹し、人民至上と生命至上を確固不動として堅持し、『国外からの流入防止、国内での再拡大防止』という総戦略を確固不動として実行し、『動的ゼロコロナ』という総方針を確固不動として貫徹し、感染の防止、経済の安定性、発展の安全性の確保という指示に従い、新型コロナ対策と経済・社会発展を効率的・統合的に計画し、人々の生命の安全と身体の健康を最大限守り、経済・社会発展に対する新型コロナの影響を最大限減らす必要がある」と強調。

「急速に広まるというウイルスの特徴に適応し、『早期の発見・報告・隔離・治療』という指示を的確に実行し、先手を打つことで、ウイルスに対する戦線が拡大し、期間が長引くことを防ぐ必要がある。重点地域の新型コロナ感染防止・抑制に力を集中し、さらに断固たる果断な措置によって難関を攻略し、できるだけ早く新型コロナウイルスの拡散と蔓延を抑え込み、正常な生産・生活秩序を回復する必要がある。科学的で精確な新型コロナ対策を堅持し、防疫活動の有効性を高め、感染リスクを正確に分析し、感染防止・抑制措置をさらに優れたものへと調整し、隔離移送、PCR検査、人員流動、医療サービス、ワクチン接種、企業や学校の感染対策の確保、人員の足止め解消などの面で、より精確な措置を講じる必要がある。ワクチンと治療薬の開発に力を入れ、ワクチンと治療薬の有効性と的確性を高める必要がある。各防疫措置を実行すると同時に、分析・研究・判断を強化する必要がある。必要な防疫措置は緩和してはならず、無責任な姿勢に反対すると同時に、形式主義や官僚主義にも反対し、これを克服する必要がある。人民大衆の生産・生活へのサービスや保障の確保に全力を挙げ、感染拡大への対処期間の大衆の生活面の基本的ニーズをしっかりと満たし、受診など基本的民生サービスを保障し、高齢者・虚弱者・病人・障がい者などへのケアや支援を強化し、人民大衆の実際の困難をしっかりと解決し、正常な生産活動秩序の維持に全力を挙げる必要がある」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2022年11月11日