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中国海警局が海上法執行の立体的監視・管理モデルをほぼ構築

人民網日本語版 2023年04月10日15:24
中国海警局が海上法執行の立体的監視・管理モデルをほぼ構築
漳州東山湾海域で常態的パトロール・取締りを行う福建漳州海警局の船(撮影・蔡暁曄。2023年1月17日にドローンで撮影)

近年、中国海警局は「科学技術+」「ネットワーク+」の法執行モデルを積極的に推し進め、取締りを全面的に強化し、陸海空からパトロールを行う海上法執行の立体的監視・管理モデルをほぼ構築し、海上での密輸、密航、麻薬取引、海砂の違法採取、不法操業など、突出した海上関連問題を効果的に取り締まってきた。

陸海空からパトロールを行う海上法執行の立体的監視・管理モデルとは、人員や車両を重要な埠頭、港湾、海岸線、島に派遣してパトロールを行い、艦艇を重要な航路や海域に派遣してパトロールを行い、ドローンやヘリコプターを派遣して決まった経路や区域のパトロールを行うことを指す。

こうした統合的・立体的な監視・管理モデルによって、中国海警局の海上法執行能力は著しく向上した。2022年に中国海警局は命令または通報計1万5227件に効果的に対応し、刑事事件732件を捜査・処理し、各種治安・行政事件2681件を捜査・処理し、麻薬1.12トン、麻薬製造用原料等1.2トンを押収し、極めて大規模な麻薬製造・販売グループ3つを取り締まった。各種密輸事件471件で総額約21億8000万元(1元は約19.3円)相当の密輸品を押収した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年4月10日

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