中国国際問題研究院編纂の「国際情勢と中国外交青書(2022/2023)」の発表会ならびに「大国間関係と中国外交シンポジウム2023」が30日に北京で開かれた。
議長を務めた中国国際問題研究院の劉卿副院長は「2022年、国際情勢には冷戦終結以降最も深刻で、複雑な変化が生じた。百年間なかった変局はかつてない勢いで縦深的に進行し、変革と激動という2つの趨勢が進行し続け、団結と分断という2つの方向性が激しく揺り動かし合い、転換期の特徴が一段と際立った。青書は2022年の国際情勢の変化の動向を踏み込んで分析し、2022年の中国外交の実り豊かな成果を全面的に詳しく説明し、2023年の国際情勢と中国外交に目を向け、これを展望した」と指摘した。
世界知識出版社の汪琴副社長は式辞で「青書は内容において、国際情勢の発展と変化に対する中国の学者による観察と思考をより立体的に示し、中国外交の理論と実践に対する中国のシンクタンクによる探求と発展をよりはっきりと示した」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月31日