【習主席の首脳外交】中国とアルジェリアの包括的な戦略的パートナーシップ発展の青写真を描く

2023年7月18日、習近平国家主席は中国とアルジェリアの国交樹立65周年にあたり、同国のテブン大統領を国賓として中国に招待した。両国首脳は会談で、両国の伝統的な友好関係を振り返り、中国とアルジェリアの包括的な戦略的パートナーシップがさらに大きな発展を遂げるための青写真を描いた。新華社が伝えた。

習主席はアルジェリアが2024～25年度の国連安保理非常任理事国に選出されたことに祝意を表し、国連など多国間の場でアルジェリア側と協調・協力を強化したい考えを示した。また、アルジェリア側と第1回中国・アラブ諸国サミットの成果の実行を加速し、中国とアラブ諸国の実務協力の「８大共同行動」をしっかりと実施し、中国アフリカ協力フォーラムの枠組みで協力を強化し、フォーラムのダカール会議での成果をしっかりと実行に移し、新時代の中国アラブ、中国アフリカ運命共同体の構築を推進したい考えも表明した。

テブン大統領は、中国とアラブ諸国、中国とアフリカ諸国の関係発展の促進における中国・アラブ諸国協力フォーラムと中国アフリカ協力フォーラムの重要な役割を高く評価。中国側と共に努力して、中国とアラブ諸国、中国とアフリカ諸国の協力を新たな水準に高め、双方の人々により良く幸福をもたらしたい考えを示した。

アルジェリア・中国友好協会会長は「両国首脳は会談で両国関係発展の方向性を示した。両国は中国とアフリカ諸国、中国とアラブ諸国など様々な多国間枠組みで、政治対話、機会の共有、対話・交流などを通じて、発展途上国が外部からの干渉に反対する団結の声を広げ、自らの発展上の権益と道筋をより良く守り、地域の安定と繁栄の促進、世界の平和と発展に積極的に貢献することができる」とした。

両国関係は首脳外交がリードする形で、包括的に深く発展し、政治的相互信頼が深まり続け、実務協力が大きな成果を続々と生み出し、両国及び地域の人々の幸福を増進し、新時代の中国アフリカ、中国アラブ運命共同体の構築を力強く推進している。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年7月20日