李強総理がASEAN中日韓首脳会議に出席

人民網日本語版 2023年09月07日14:59
李強総理がASEAN中日韓首脳会議に出席

李強総理は現地時間9月6日、インドネシアのジャカルタで第26回ASEANプラス3(中日韓)首脳会議に出席した。新華社が伝えた。

李総理は「世界は新たな激動と変革の時代に入り、世界の発展事業は大きな試練に直面している。我々は常に発展を地域協力の優先事項として位置づけ、様々な妨害を排除し、協力の潜在力を深く掘り起こし、より着実で、活力ある、普遍的恩恵をもたらす発展の道を歩み出すべく努力する必要がある。中国は各国と新たな『ASEANプラス3協力活動計画』の実行を契機に、経済成長センターの共同構築を中心に据え、3つの事を重点的に成し遂げたい。第1に、地域経済統合の持続的推進。第2に、地域における産業分業協力の持続的深化。第3に、科学技術革新の先導の持続的強化だ」と表明した。

また李総理は、日本の福島原発汚染水の海洋放出問題について中国の立場を明らかにし、「原発汚染水の処分は全世界の海洋生態環境と人々の健康に関わるものであり、日本は国際的義務を忠実に履行し、近隣諸国など利害関係者と十分に協議し、責任ある方法で原発汚染水を処分すべきだ」と述べた。

各国首脳は、各国が行動の足並みを揃え、多国間主義を堅持し、新たな「ASEANプラス3協力活動計画」の実行を契機に、経済・貿易・投資・デジタル経済、グリーン・低炭素開発などの分野で協力を深め、気候変動対策、エネルギー・食糧安全保障など世界的な課題に連携して対処し、地域の安定と繁栄に新たな原動力を注入し、東アジアを平和と成長の中心にすべきだとの考えを表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年9月7日

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