【イラストで読み解く】「制裁中毒」の米国が中国企業を輸出規制リストに追加

イラスト作成・馬宏亮（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

米商務省は現地時間6日、一部の中国企業を輸出規制「エンティティ・リスト」に追加したことを発表。「ロシアの国防産業の基盤を支援した」として、これらの企業を非難した。

米国にとって「国家安全保障」は、すでに制裁乱発の「万能の口実」と化している。今年6月、米側はいわゆる「中国の軍人を訓練するために西側のパイロットを募集した疑い、及び極超音速兵器の開発等」を理由に、中国の複数の団体・企業を輸出規制リストに加えた。実は米側の行為には国際法上のいかなる根拠もなく、国連安保理から権限を与えられてもいない。これはあからさまな不法かつ一方的な制裁であり、管轄権の域外適用だ。

米国は再三にわたり国家安全保障の概念を拡大し、国家権力を濫用して中国企業を抑圧しており、すでに手段を選ばない段階にまで達している。自らの過ちを正さず、国際経済・貿易秩序と世界貿易のルールを恣意的に破壊するのなら、米国は国際社会全体の利益に深刻な損害を与え、その悪しき結果を自らが被ることになるだろう。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年10月16日