【習主席の首脳外交】ジャカルタ―バンドン高速鉄道の営業運行開始を祝い除幕式
習近平国家主席は17日午後、国賓として中国を訪問し、第3回「一帯一路」(the Belt and Road)国際協力サミットフォーラムに出席したインドネシアのジョコ大統領と北京の人民大会堂で会談した。両国首脳は会談後、ジャカルタ―バンドン高速鉄道の正式な開通と営業運行の開始を祝う除幕式を行った。新華社が伝えた。
インドネシアは習主席が「21世紀の海上のシルクロード」の共同建設を初めて提唱した地だ。中国とインドネシアの首脳が自ら重視し推進する、両国の「一帯一路」共同建設協力の旗艦プロジェクトであるジャカルタ―バンドン高速鉄道は、インドネシアの首都ジャカルタと観光都市バンドンを結ぶ、インドネシア及び東南アジア初の高速鉄道であり、中国の高速鉄道にとって初の全システム、全要素、全産業チェーンの海外展開でもある。2018年6月の着工から2000日間近くの昼夜を問わぬ作業によって、トンネル13本、橋梁56基を建設。ジャカルタ―バンドン高速鉄道の建設過程は、両国の建設者が手を携えて難関を攻略する歩みであった。
インドネシアのブディ運輸大臣は「中国の高速鉄道の豊富な経験は、ジャカルタ―バンドン高速鉄道の今後の安全な営業運行を保障するものであり、今後ジャワ島の相互接続を強化するための基礎を固めた。これと同時に、ジャカルタ―バンドン高速鉄道はインドネシアに技術的飛躍の機会をもたらしたし、インドネシアの関連産業チェーンの発展を促すことにもなる」と述べた。
中国とインドネシアが包括的な戦略的パートナーシップを構築してから今年で10年になる。その後の10年間、両国首脳の戦略的リーダーシップの下、両国の包括的な戦略的パートナーシップは絶えず深まり、確実なものとなっていった。「一帯一路」共同建設協力の旗艦プロジェクトであるジャカルタ―バンドン高速鉄道は、両国間に協力・ウィンウィンの「幸福のロード」となっただけでなく、両国民間に双方向的な「心をつなぐ橋」を架けた。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年10月24日
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