中国5ヶ所目の南極観測基地、主体工事が全面的に開始
人民網日本語版 2023年12月18日14:43
ロス海新基地の主要棟の1本目で最も高い鉄柱の据付作業が16日、完了した。これは新基地主体工事の全面的な開始を示している。科技日報が伝えた。
この鉄柱の長さは16.5m、計6本で、主要棟中核構造の構成部分であり、中国が南極基地建設の歴史で吊り上げた最長の部材でもある。
基地の中心エリアは主にA・B・Cの3つのエリアに分かれる。据え付けられた鉄骨構造は最も高いBエリアだ。Bエリアの主体構造の設置完了後、AエリアとCエリアの構造がそれと接合する。
ロス海新基地は南極ロス海のイネクスプレシブル島に位置しており、中国の5ヶ所目の南極観測基地だ。完成後は80人の科学研究者を収容し、大気環境、海洋基礎環境、生物生態などの多層的・学際的な観測及び科学研究を実施する。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年12月18日
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