上海出入国検査本部が6日に明らかにしたところによると、極地科学観測砕氷船「雪竜2」号が無事帰還し、上海外高橋の中国極地科学観測国内拠点埠頭に停泊した。中国第39次南極科学観測任務は「雪竜」号と「雪竜2」号によって行われた。うち「雪竜」号は4月3日に上海に帰還していた。中央テレビニュースが伝えた。
「雪竜」号と「雪竜2」号による極地観測は今回で3回目で、2022年10月下旬に出航し、163日をかけ6万カイリ余りを航行。主に南極海の重点海域の気候変動への呼応とフィードバックなどの重要科学問題をめぐり観測活動を行った。5ヶ月余りの現場作業を経て、南極海の関連海域と南極大陸の関連エリアの調査任務及び中山基地から南極アイスドームA断面に至るすべてのスポットの氷雪環境モニタリング・天文観測、クイーン・エリザベス・ランドなどのエリアの氷下地形観測を順調に遂行した。複数の科学研究プロジェクトを組織・実施し、複数の重要な科学研究成果を取得した。同時に南極の長城基地と中山基地の物資補給と人員交代を行った。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月7日