中国第39次南極科学観測隊の一部の隊員が26日、出航した。(画像提供は自然資源部)
自然資源部(省)によると、中国第39次南極科学観測隊の隊員255人が今月26日と31日の2組に分かれ、極地観測船「雪竜2」と「雪竜」に搭乗し上海から出航し、共に南極科学観測任務を遂行する。来年4月上旬に中国に戻る予定だ。人民網が伝えた。
自然資源部の関係責任者は、「第39次南極科学観測は南極海重点海域の世界的な気候変動への反応・フィードバックなどの重要な科学的問題をめぐり、大気の成分、水域環境、沈積環境、生態系などの関連分野の調査・研究活動を実施する。中山基地、泰山基地、崑崙基地の周辺地域で氷雪環境の観測と天文観測を行う。固定翼機『雪鷹601』を利用し、プリンセス・エリザベス・ランドなどのエリアにおける氷の下の地形を探査する。南極の中山基地と長城基地で越冬する人の交代及び物資補給を行う」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月27日