中国科学院紫金山天文台が13日に明らかにしたところによると、中国第39次南極科学観測の期間中、同天文台が先頭となる南極内陸部テラヘルツ天文試験観測及び通信送受信などの実験が行われた。中国が独自に開発したテラヘルツ測定器が南極内陸部の過酷な環境での運営に成功したのは今回が初めてとなる。中国新聞網が伝えた。
科学研究者によると、中国の南極基地「崑崙基地」が位置するアイスドームAエリアは、地上テラヘルツ天文観測の優れた立地であり、重要な意義を持つ科学調査地でもある。中国第39次南極科学観測隊は2022年10月に相次いで上海市から南極に向かうとともに、3年ぶりに内陸隊を崑崙基地・泰山基地の考察に派遣した。
科学研究者は崑崙基地と泰山基地でテラヘルツ天文試験観測及び通信送受信デモ実験を行った。中国が独自に開発したテラヘルツ測定器は南極内陸部の過酷な環境での運営に初めて成功した上、アイスドームAエリアの0.5テラヘルツ観測タイミングの大気透過率を正確に測定し、前期のテラヘルツ天文台測定結果をさらに豊富なものにした。これは未来の南極内陸部テラヘルツ天文観測に対して指導的意義を持つ。今回の実験はさらに初めて南極内陸部でキロメートル級0.5テラヘルツ帯域テラヘルツ信号の送受信実験を実現し、今後の南極における次世代通信技術の研究・実証実験を実施する基礎を固めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年3月14日
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