国際情勢黄書発表 「中国はグローバル協力をリード」

人民網日本語版 2024年01月18日15:50
国際情勢黄書発表 「中国はグローバル協力をリード」

中国社会科学院世界経済・政治研究所と社会科学文献出版社は17日、「国際情勢黄書:世界政治・安全報告(2024)」を共同発表した。黄書は「中国はグローバルな協力のリーダーとしての役割を積極的に担い、積極的に国際秩序を維持し、国際体制を安定化させ、国際社会の発展を後押ししている」と指摘した。中国新聞網が伝えた。

黄書は「過去1年、中国は二国間、多国間、地域、世界のレベルで各国の重層的な協力を不断に後押ししてきた。こうした努力は、発展途上国の団結や経済的結びつきを著しく強めたのみならず、特定の国々が紛争を仕掛け、グローバルな協力を分断したことによる負の影響も緩和した」と指摘。

「新時代において、発展途上国の対外関係には比較的大きな変化が生じた。その全体的な政策の方向性と求める内容は、過去の民族解放や国家独立の追求から、新時代の国家発展目標の追求へと変わった。こうした変化に促される形で、発展途上国は中国との関係を発展させるようになっている。これは、『一帯一路』(the Belt and Road)建設が共同建設国の積極的な支持を得た原因の1つだ」とした。

また「インターネット、ビッグデータ、人工知能(AI)に代表されるデジタル技術の融合的イノベーションの加速に伴い、ネットワーク、データ、AIのセキュリティ上のリスクが互いに重なり合い、デジタルAI時代における国際関係の今後の行方に新たな特徴をもたらしている」と指摘した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年1月18日

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