中国、世界に向けて複数の原子力科学研究施設を開放

人民網日本語版 2024年03月21日13:29

中核集団は19日、科学研究施設国際開放記者会見を開き、中国内外の政府、大学、企業に向けた科学研究施設及び試験プラットフォーム開放第1弾を発表した。このことは中国の原子力科学の研究及び原子力科学技術の応用により広いプラットフォームを提供するだけでなく、世界の原子力発展に新たな活力を注ぎ、中国の原子力科学技術の世界における影響力をさらに向上させることになる。光明日報が伝えた。

今回計10の科学研究施設及び試験プラットフォームが開放された。これらは中国の原子力工業科学技術イノベーションの実力を示している。

(1)次世代「人工太陽」中国環流3号(HL-3)実験装置

(2)世界最大エネルギーのコンパクト陽子サイクロトロン

(3)「世界6大中性子源の一つ」の中国先進研究炉

(4)地下560mに位置する中国北山地下実験室

(5)医療用同位体の研究開発に用いる岷江試験炉

(6)中国の運転時間が最長の49−2スイミングプール炉

(7)超小型中性子源炉

(8)熱水力実験プラットフォーム

(9)地震観測所などの原子力設備鑑定試験施設

(10)風洞を始めとする原子力環境シミュレーション施設

(編集YF)

「人民網日本語版」2024年3月21日

注目フォトニュース

関連記事