中国の宇宙ステーション、130超の科学研究・応用プロジェクトを実施

人民網日本語版 2024年04月25日13:38

中国有人宇宙事業報道官で、中国有人宇宙事業弁公室副主任の林西強氏は24日、有人宇宙船「神舟18号」有人飛行ミッションの記者会見で、「中国の宇宙ステーションは現在まで、軌道上で130余りの科学研究・応用プロジェクトを実施した」と述べた。新華社が伝えた。

中国の宇宙ステーションを建設し、長期間にわたり宇宙飛行士が参加し、大規模の宇宙科学実験・技術試験を実施することは、宇宙科学、宇宙技術、宇宙応用の全面的な発展を極めて大きく促進し、関連産業の技術進歩に波及し、それを牽引することができる。林氏は、「現在まで、軌道上で130余りの科学研究・応用プロジェクトを実施した。神舟12号から16号までの有人飛行ミッションで、5回・300点以上の科学実験サンプルを地上に送った。中国内外の500以上の科学研究機関が研究に相次いで参加した。宇宙生命科学、宇宙医学、宇宙材料科学、微小重力流体物理などの分野で重要な成果を上げており、世界一流の学術誌に280本以上の論文を掲載した」と説明した。

林氏は、「全体的に見ると、これらの宇宙実験の実施及びサンプルが地上に送られた後の科学研究は持続的に新たな成果を上げている。推進・実用化及び応用を通じ、より重要な科学技術・経済効果を徐々に発揮するようになるだろう」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年4月25日

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