700本の橋が織りなす「江城」武漢の独特で美しい風景

武漢の長江大橋（撮影・周雯）。

湖北省武漢市は、「江（川）」をよりどころとして繁栄した都市で、湖もたくさんあり、多くの橋が架けられ、橋がこの都市を繋げている。人民網が報じた。

武漢市では橋が独特な風景を作り上げている。川を跨いで架けられる橋のダイナミックで美しい姿は、奮闘しながら前進し続ける武漢という都市そのものを体現していると言ってもいいだろう。

天然の要害である、「江」に架けられている武漢長江大橋から、その全長が1700メートルにもなる楊泗港長江大橋など、武漢には現時点で、長江に11本の橋が架けられている。また武漢全体では大小の橋が約700本にも達する。武漢の各大橋のほとんどは工学の歴史にその名を刻んでおり、武漢はまさに「橋の博物館」と言えるだろう。

武漢を訪れる観光客は、必ずと言っていいほど、「橋」見学をスケジュールに組み込んで、独特な美しさを楽しんでいる。橋の下の川沿いに広がる公園は、市民が運動したり、広場ダンスを踊ったりするのに絶好の場所となっているほか、武漢の人々の日常を目にすることのできる場所にもなっている。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年5月10日