中仏天文衛星が打ち上げ
人民網日本語版 2024年06月24日13:51
中国国家航天局の発表によると、中国は22日午後3時に西昌衛星発射センターで「長征2号丙」キャリアロケットを使い、中仏天文衛星を打ち上げた。同衛星は中国とフランスが共同で論証と開発を行った宇宙科学衛星で、現時点でガンマ線バーストに対するマルチバンド相互観測能力が世界一の衛星となる。これによりガンマ線バーストの研究などの宇宙天文学分野の科学の発見に対して重要な力を発揮する。科技日報が伝えた。
同衛星は中国側が開発したガンマ線観測モニターと光学望遠鏡や、フランス側が開発した硬X線カメラと軟X線望遠鏡という4台の科学ペイロードを搭載。ペイロードは広視野と高精度の2種に分かれる。うち広視野検出器の観測範囲は1万平方度前後で、空全体の4分の1をカバーする。これにより大きな網を張るように、宇宙の予測不可能なガンマ線バーストを捕捉できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年6月24日
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