山西初のロータリー掘削リグがラインオフ
人民網日本語版 2024年07月22日15:10
山西初のロータリー掘削リグ「TZR240」が、太重集団スマート先端液圧掘削機産業パークでラインオフした。撮影・王沢龍 |
山西省初のロータリー掘削リグ「TZR240」がこのほど、太重集団スマート先端液圧掘削機産業パークでラインオフし、杭基礎工事分野での初作業を行った。科技日報が伝えた。
ロータリー掘削リグは杭基礎工事で用いる穴あけ設備で、基礎工事、橋梁工事、海洋工事、都市建設など複数の分野で広く用いられる。このロータリー掘削リグのドリルロッドの長さは約60mで、各種操作が安定的な上、掘削効率が高く、残土除去が速い。
同製品の設計士である胡文江氏は、「設計チームは全体の重心の分布の最適化によりマストの応力を向上させ、穴の形成精度をさらに高めた。独特のボックス溶接技術を採用し、製品の強度と耐久性を高めた」と説明した。
この機種はマルチ制御モードを搭載し、高効率、省エネ、岩石掘進などのギアを選択することで、異なる施工の需要を満たせる。胡氏は、「このロータリー掘削リグはワンキー起動、ワンキー残土除去、自動回転測位などの先進的なスマートな制御技術を備え、施工作業がより効率的でよりスマートになる」と述べた。
この製品はグリーン・省エネの面では、国4基準エンジンを搭載し、中国の法規が定める排出の要求を満たすとともに、先進的な制御システムの実現により施工状況に自動で適応・調節し、異なる作業状況における出力と燃費のベストマッチを保証している。尹満義氏は、「グリーンは太重集団の設備の鮮明な基調だ。従来の機種と比べ、この製品の燃費性能は10%改善された」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年7月22日
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