越境ECの商品を注文から20分後にドローンが届けてくれるサービススタート 華中エリア初
人民網日本語版 2024年09月12日15:14
湖北省の武漢新港空港総合保税区・東西湖パーク内で今月10日、越境ECを通して輸入された商品を積んだドローンが順調に離陸。わずか20分で、13キロ先の購入者の元に届けられた。
購入者の女性・李さんは、「ドローンによる商品の配送を選んだのは、手頃な価格であるだけでなく、スピーディーで、注文も簡単だから」と話す。中国の華中エリアで越境ECを通して輸入された商品がドローンで直接配送されるのはこれが初めてのことだ。今年1-8月期、武漢新港空港総合保税区・東西湖パークの越境EC取扱い数は前年同期比73.32%増となった。新業態が急速に発展しているのを背景に、配送のニーズも急激に高まっている。
これまでは、越境ECを通して輸入された商品を配達する場合、企業はまず、総合保税区に持ち出しを申請し、その後、車両が輸送と配送を行っていたため、1-2日ほどかかっていた。一方、ドローンを活用して配送する新たなスタイルの場合、荷物を総合保税区から直接購入者の元まで届けることができる。そのため、車両で輸送するよりもかなりスムーズに配達でき、注文からまさに「分単位」で商品を購入者の元まで届けることができるようになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月12日
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