標高世界一の北斗気象観測所が稼働開始
人民網日本語版 2024年09月18日13:22
中国気象局によると、標高4706mの西蔵(チベット)自治区班戈国家基本気象観測所がこのほど、初の北斗測位気象観測気球の投入に成功した。これは世界で標高が最も高い北斗高空探査気象観測所の完成と稼働開始を示している。人民日報が伝えた。
同観測所は稼働開始後、地上の気象観測を初めて「地上+高空」の協同気象観測に変え、羌塘高空気象データの空白を効果的に埋めることになる。西蔵高空探査所ネットワークの密度と観測データの精度をさらに高め、青蔵高原(チベット高原)の激しい雷雨、強風、激しい降水などの中小スケール気象システムの追跡・監視を強化することにより、高原湖沼群への降水強化効果及び高原低気圧の発生・発達メカニズムなどの研究に対して重要な意義を持ち、予報精度の向上に役立ち、防災・減災をより良く実施し、エコ文明の建設を保証するための科学的データサポートを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年9月18日
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