新疆維吾爾自治区、中国最大の電力北斗正確測位サービスネットワークを構築

人民網日本語版 2024年08月02日09:45

110kV木斯郷変電所内の北斗基準ステーションの建設が7月30日に終了したことで、国網新疆電力有限公司電力北斗基準ステーション補強建設作業が完了した。これにより、新疆維吾爾(ウイグル)自治区で、591基の基準ステーションからなる中国最大の電力北斗正確測位サービスネットワークが完成し、新疆全体の110kV以上の送電線の北斗信号のフルカバーが実現した。これは国網新疆電力有限公司の北斗による電力網の生産へのエンパワーメントの重要な一歩を踏み出したことを示している。中国新聞網が伝えた。

電力北斗正確測位サービスネットワークは国網北斗高精度時空測位サービスのインフラとして、配電網、設備、マーケティング、材料、調整などの各専門分野にリアルタイムのセンチメートルレベル及び後処理ミリメートルレベル精度の正確測位サービスを提供できる。

以前は、新疆の広大な地理的範囲と複雑で変化しやすい地形のため、新疆電力北斗基準サービスネットワークのカバー範囲が広いが、ベースラインが短く密度が低かったことがあり、送電線のドローン飛行の需要を効果的に満たせなかった。国網新疆電力は5月より正確ネットワーク補強建設を実施し、場所の選定・測量、施工・建設、データ分析、調整・ネットワーク構築など一連の作業を完了し、89日で200基の北斗基準ステーションを完成させた。これにより、国網新疆電力は中国全土の電力業界で北斗基準ステーション数が最多の、カバー範囲が最も広い北斗正確サービスネットワークを完成させた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年8月2日

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