全国北斗高精度測位サービスプラットフォームが試験運用開始
全国衛星測位基準ステーションの建設と「同一ネットワーク」サポートの要件に従い、自然資源システムの衛星測位基準ステーション資源を統合する全国北斗高精度測位サービスプラットフォームが試験運用開始された。新華社が伝えた。
29日に開催された2024年全国測量法PRデー並びに国家領土意識PRウィークメインイベントでは、国家基礎地理情報センターの陳常松センター長は、「中央政府の『北斗システム応用深化』の決定と測量法の要件に従い、自然資源部(省)はシステム全体の衛星測位基準ステーションの資源を統合し、法的権限を持ち、基準が統一し、機能が完全で、正確で信頼できる、安全で制御可能な全国北斗高精度測位サービスプラットフォームを構築した。公益的測量基準サービスを保証し、北斗の大規模応用を推進する一方で、デジタル経済の建設を後押しし、資源調査、スマート交通、自動運転、精密農業、公共生活、社会統治などに高精度、高速、リアルタイムの測位サービスを提供する」と述べた。
「同一ネットワーク」建設への寄与活動は自然資源部が主導し、国家基礎地理情報センターが先頭に立ち実施し、各省レベル自然資源主管当局及びその他の直属機関と派遣機関が協力して実施する。全国では現在すでに3300ヶ所以上の基準ステーションで構成される同一ネットワークが形成され、同一ネットワークサービスプラットフォームが大まかに構築され、全国の基準ステーション資源の統一的なステーション管理、収集・保存、品質分析、共有・交換を実現している。全国のユーザーに統一登録、シームレスローミング、協働高精度測位のサービスを提供できる。
すでに試験運用開始された全国北斗高精度測位サービスプラットフォームのサービス内容は主に、観測データ、座標結果、測位強化サービス、そして各種製品。サービス方法は主にオンラインとオフラインの2種。うちオンラインサービスは主にリアルタイム観測データ、拡張測位サービス、リアルタイム製品サービスを提供する。オフラインサービスは主に座標結果、観測後のデータ・文書、製品のアフターサービスなどを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年8月30日
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