葉光富飛行士の宇宙滞在日数が計375日に 中国最長

人民網日本語版 2024年11月06日15:23

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中国の有人宇宙船「神舟18号」の帰還モジュールが今月4日、東風着陸場に無事着陸。3人の宇宙飛行士が192日ぶりに地球に戻った。今回の飛行で、葉光富宇宙飛行士の宇宙滞在日数は計375日に達し、中国の宇宙飛行士としては最長記録を更新した。新華社が報じた。

中国第二陣の宇宙飛行士である葉宇宙飛行士は、中国では初めて宇宙滞在日数が累計で1年以上となった宇宙飛行士だ。

2003年に、楊利偉宇宙飛行士が「神舟5号」で中国人初の宇宙飛行を成功させ、2008年には、翟志剛宇宙飛行士が「神舟7号」で中国人初の宇宙遊泳を成功させた。そして2021年には、「神舟13号」が初めて軌道上で6ヶ月滞在し、中国の宇宙飛行士の宇宙滞在日数はどんどん長くなっていった。

先月末に「神舟19号」の打ち上げが成功したことで、宇宙飛行を経験した中国の宇宙飛行士は「60後(1960年代生まれ)」から「90後(90年代生まれ)」までの24人となった。宇宙ステーション活用の各段階における宇宙飛行ミッションの定期的展開と有人月探査ミッションの開始にともない、中国の宇宙飛行士は今後、広大な宇宙でさまざまな記録を作っていくことだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年11月6日

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