青蔵高原初の大型クラウドコンピューティングデータセンターが再拡張
中国移動高原ビッグデータセンター(2期)プロジェクトの定礎・着工式が26日、青海省海東市で行われた。2015年12月に稼働開始した中国移動高原ビッグデータセンターは、青蔵高原(チベット高原)初の大型クラウドコンピューティングデータセンターで、今や同データセンターは質の向上と拡張を実現しようとしている。新華網が伝えた。
中国移動高原ビッグデータセンター(2期)プロジェクトの定礎・着工式の現場。 撮影・柳沢興
中国移動高原ビッグデータセンター(2期)の投資額は累計で約20億元(1元は約21.1円)で、スマート計算ルームを重点的に建設し、5万標準ラックの設置を計画。同プロジェクトは完成後、1兆回以上規模のスマート計算クラスター配置能力を備えるようになる。
中国移動通信集団青海有限公司の胡波社長は、「中国移動高原ビッグデータセンター(2期)はグリーン電力トレーサビリティ認証、ヘテロジニアス・コンピューティング及び計算ネットワーク、人工知能技術・応用、データセキュリティなどの重要技術の研究開発に重点的に注力し、新たなコンピューティング応用シーンの育成を加速させ、複数レベルの産業エコシステムを形成する」と説明した。
2015年12月に正式に稼働開始した中国移動高原ビッグデータセンターのビル。 撮影・柳沢興
中国移動高原ビッグデータセンターの正式な稼働開始から9年にわたり、すでにインターネットリーディングカンパニーなどの300社以上の顧客が入居している。青海省内の各レベルの政府・企業・事業機関にサーバー委託管理やデータバックアップなどのサービスを提供している。1400社以上の顧客のクラウド業務を請け負い、優位な新興産業などの分野のビッグデータ融合応用をサポートしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年11月27日
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