貴州省、スマート計算力の割合が90%以上に
人民網日本語版 2024年05月09日16:18
貴州省ビッグデータ発展管理局によると、中国全土初の国家レベルビッグデータ総合試験区としての貴州省は、全国に向けた計算力保証拠点の構築を急いでいる。現在のスマート計算力が占める割合は90%以上で、全国で国産化スマート計算資源が最多で能力が最高の地域の一つになっている。新華社が伝えた。
貴州省ビッグデータ発展管理局の呉啓疆副局長は、「貴州はデータセンターの『保存センター』から『計算・保存一体化、スマート計算優先』への高度化を急いでおり、華為(ファーウェイ)クラウドなどのスマート計算センターの建設を加速させている。現在までの計算力の全体規模は31.76EFLOPS(EFLOPS とは、1秒間に100京回実行できる浮動小数点演算の回数を指す)。うちスマート計算力は28.83EFLOPSで90%以上の割合を占め、総合計算力レベルで全国の上位を占めている」と述べた。
貴州省は産業基盤モデルを育成するため、シーン応用とデータセットの開放に注力している。白酒、炭鉱、化学工業、新材料、鉄鋼、非鉄金属、電力、建材の8つの重要業界及び都市のスマート化、農村のデジタル化、観光のシーン化、政府業務の円滑化の4つの重点分野をめぐりモデルを構築している。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年5月9日
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