外交部(外務省)の華春瑩報道官は10月31日の定例記者会見で「フィリピンの漁師による黄岩島(スカボロー礁)近くでの操業を中国海警局が許可した」との質問に対して、「ドゥテルテ大統領の訪中を受けて、中比関係は全面的に改善された。こうした中、ドゥテルテ大統領が関心を持つ問題に対して、中国側は中比友好に基づき適切な措置を講じる」と表明した。
【記者】フィリピンの漁師による黄岩島近くでの操業を中国海警局が許可したとの報道がある。中国側はフィリピン側にどのような条件を示したのか。毎日、毎週、あるいは恒久的に操業を許可するのか。
【華報道官】中国側は黄岩島に対して一貫して正常な管轄を行使しており、その状況に変わりはないし、変わることもない。現在、ドゥテルテ大統領の訪中を受けて、中比関係は全面的に改善された。こうした中、ドゥテルテ大統領が関心を持つ問題に対して、中国側は中比友好に基づき適切な措置を講じる。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月1日
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