山東電網、風力・太陽光発電設備容量が1億kWを突破

人民網日本語版 2025年01月10日13:32
山東電網、風力・太陽光発電設備容量が1億kWを突破
7日に撮影された、山東省莱州市の海域にある洋上風力発電プロジェクト(ドローンで撮影)。

浜州浜港華能69万5400キロワット(kW)集中型太陽光発電プロジェクトが完成し稼働を開始したことにより、山東電網の風力・太陽光発電設備容量が歴史的に1億kWの大台を突破し、1億20万kWに達した。中国全土で初めて風力・太陽光設備容量が1億kWを突破した省級電力網になった。科技日報が伝えた。

第14次五カ年計画(2021−25年)以降、山東省の新エネルギーは急増の流れを維持しており、全省の風力・太陽光発電設備容量が年平均で25%以上増加している。1億kWを超えたことは、年間の「グリーン電力」発電量が1900億キロワット時(kWh)で、標準石炭消費量を5400万トン、二酸化炭素排出量を1億4000万トン以上削減するのに相当する。山東省の電力供給はグリーン化の新たな段階に入り、「石炭火力発電大省」はグリーン化に向けて節目となる一歩を踏み出した。

国網山東省電力公司のデータによると、全省の今年の新規太陽光発電設備容量は1660万5100kW、風力発電は77万7300kWで、全省の新規電源設備容量の76.65%を占めている。現在までに全省の太陽光発電設備容量は昨年末比29.16%増の7352万5300kW、風力発電設備容量は同3.00%増の2668万7800kWで、うち太陽光発電設備容量は7年連続で中国1位となっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年1月9日

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