「対米関税発効当日、中国が新たな契約を締結」 中国企業家代表団がカザフスタン訪問

人民網日本語版 2025年02月12日14:25

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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「中国-カザフスタン企業家経済貿易商談会」が11日、カザフスタンのアスタナで成功裏に開催された。両国の経済界代表が石油・ガス貿易、クリーンエネルギー、農業協力、国際物流など重点協力分野について踏み込んだ話し合いを行い、両国の企業代表が会場で「中国-カザフスタンエネルギー戦略協力合意」や「中国-カザフスタン農産物輸出入合意」など、計8件の協力合意書に署名した。

商談会は中国貿易促進会とカザフスタン国家企業家会議所「アタメケン」が共催し、「中国とカザフスタンの貿易及び産業協力のさらなる拡大」をテーマに、両国の経済界から200人以上の代表が参加した。

2月10日、中国貿易促進会は国内の有力企業32社を率いてカザフスタンを訪問し、両国企業による協力意向が締結された。参加企業は鉱産物・エネルギー、石油化学工業、機械製造などの業界に及ぶ。

今後、中国貿易促進会は中国企業とともに中東、中央アジア、欧州、アフリカなどの地域で多角的に市場を開拓し、石油・天然ガス貿易、自動車、農業機械などの分野で協力交渉を進める。

代表団の出発直前である2月10日未明、中国は米国産の原油、液化天然ガス、農業機械、大排気量自動車などに対する追加関税を正式に発効させた。

統計によると、2024年の中国とカザフスタンの貿易額は438億5000万ドル(1ドルは約153.2円)に達し、前年同期比で6.8%増加した。2024年末時点で中国の対カザフスタン直接投資残高は86億6000万ドルに上る。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月12日

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