王毅氏が米国各界の関係者と懇談

人民網日本語版 2025年02月20日13:36
王毅氏が米国各界の関係者と懇談

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は現地時間18日、米ニューヨークで開催された国連安保理ハイレベル会合の期間中に、米国各界の関係者と懇談した。新華社が伝えた。

王氏は「世界的課題に対処するには国際社会が力を合わせる必要があり、多国間主義を実践するには大国間の協調の強化が必要だ。国連安保理の常任理事国であり、世界第2位と第1位の経済大国である中国と米国は、相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンの原則を根本的準拠とし、両大国が正しく付き合う道を見出し、両国及び世界に資する大きな事、具体的な事、良い事をより多く成し遂げることを検討するべきだ」と指摘。

「中米間には広範な共通利益と協力の余地がある。双方は互いの核心的利益をしっかりと尊重し、意思疎通を強化し、相互信頼を構築し、妨害を排除し、障害を克服し、中米関係の好転と安定化を後押しするべきだ。出席した米国の財界・戦略界の代表が中米関係の促進と相互理解に尽力していることを、中国は評価する。皆さんが両国関係の健全で安定した発展のために建設的な役割を果たすことを希望する」とした。

王氏は、現在の中国経済の好転基調と、改革のさらなる全面的深化に向けた措置について説明。米国企業が中国式現代化のもたらす新たな機会を捉え、互恵・ウィンウィンを実現することを歓迎するとした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月20日

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