福島原発汚染水関連の生物サンプルが中国到着、外交部「研究結果を適時発表」

外交部（外務省）の20日の定例記者会見で、郭嘉昆報道官が福島原発汚染水関連の生物サンプルに関する質問に答えた。

【記者】中国の専門家が以前採取に参加した海洋生物のサンプルが中国に到着したとの情報があるが、これは事実か。

【郭報道官】福島原発汚染水の海洋放出は多くの方面に関わる複雑で専門性の高い問題だ。その影響を科学的かつ包括的に評価するため、国際原子力機関（IAEA）の枠組み下で、中国の専門家は様々な異なるサンプルを採取した。これには、放出口周辺の海域の海水や海洋生物、及び原発の海洋放出関連施設内の放出予定の原発汚染水が含まれる。中国は国際社会と共に、関連する取り決めを引き続き十全化していく。

中国の専門家がこのほど採取に参加した海洋生物のサンプルは、すでに中国に到着した。現在、中国国内の専門研究機関が緻密かつ独立した検査・測定・分析を行っており、その結果は適時発表される。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年2月21日