王毅氏がG20外相会合に出席

人民網日本語版 2025年02月21日16:14

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は20日、南アフリカ・ヨハネスブルグで開かれた主要20ヶ国・地域(G20)外相会合に出席した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

王氏は「現在、国際情勢は混迷し、地域の紛争や激動が頻発し、世界の安全保障における問題が深刻化している。G20はリオデジャネイロ・サミットでのコンセンサスに立ち返り、共に世界の平和と安定を維持するパワーとなり、手を携えてより安全な世界を共に構築する必要がある」と指摘。そのために(1)共に世界平和の守護者となる(2)共に普遍的安全保障の創造者となる(3)共に多国間主義の擁護者となる――ことを提言した。

ウクライナ危機については「最近、和平交渉を求める声が高まり続けており、平和への窓が開かれつつある。各国の立場には相違があり、複雑な問題に簡単な解決策はないが、対話は対立よりも良く、和平交渉は戦争よりも望ましい。中国は一貫して危機の早期の平和的解決を主張し、『4つのすべき』に従い積極的に和平交渉を促している。中国は、最近の米露間の合意を含め、平和に向けたあらゆる努力を支持し、各当事国が互いの懸念を考慮した持続可能かつ永続的な解決策を見出すことを期待している。中国は当事国の要請に応じ、国際社会、特にグローバル・サウス諸国の懸念を考慮しながら、危機の政治的解決のために引き続き建設的な役割を果たしていきたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月21日

注目フォトニュース

関連記事