青海省海東市、1千億レベル演算能力産業クラスターの構築に注力
人民網日本語版 2025年02月24日13:36
青海省海東市は2024年末現在で47件のグリーンコンピューティングプロジェクトを計画中で、意向投資額490億元(1元は約20.5円)近くに達し、1000億レベル演算能力産業クラスターの形成に注力していることが23日、同市人民政府への取材で分かった。中国新聞網が伝えた。
青海省海東市のゼロカーボンデータセンターの機械室。撮影・李隽
同市は青海省グリーン演算能力拠点産業発展計画における中核クラスターだ。海東に位置するゼロカーボン演算能力産業パークは、同省が定めた演算能力・電力協同発展の重点パークだ。
同市は近年、国家レベルインターネット基幹直接接続ポイントを完成させた。国際インターネットデータ専用回線と、初のルートミラーサーバーが安定的に稼働している。最大外部接続帯域幅は17.2T。超低遅延・超高速演算能力ネットワークを建設中で、完成後の遅延は省内1ミリ秒、中国全土で最長20ミリ秒となる。広東・香港・澳門(マカオ)、北京・天津・河北、長江デルタの地域間接続における高品質サービスの需要を満たすことができる。
同市は現在、西寧―海東スマートコンピューティング・スーパーコンピューティング中核クラスターの建設を急いでおり、河湟新区の省レベルグリーン演算能力産業集積モデルエリア及び展示窓口の構築に注力している。累計で2万2000本の標準ラックを完成させており、ラックの設置率は76%。製造済み及び製造中の標準ラックは全省の67.7%を占め、演算能力は累計5166Pに達し、全省の61.5%を占めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年2月24日
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