中国―ラオスAIイノベーション協力センターの建設契約が調印

人民網日本語版 2025年02月25日14:46

広西壮(チワン)族自治区とラオスは23日にラオスの首都ビエンチャンで契約調印式を開催し、双方は中国―ラオスAI(人工知能)イノベーション協力センターを共同建設することが、同自治区党委員会宣伝部への取材で分かった。これは中国とASEAN諸国による初のAI協力イノベーションプラットフォームで、スマート時代におけるラオスの基礎的な能力を体系的に高め、ラオスの各業界の発展にエンパワーメントすることを目的としている。人民日報が伝えた。

契約調印式に参加した広西代表団によると、同プロジェクトは中国とラオスの双方による推進を受け、短期間内に交渉から契約調印の全プロセスを完了した。これはスマート分野の協力を深める両国の確固たる共通認識で、高い実行力を十分に示した。この成果は中国とラオスがAI発展のチャンスを共同で捉えようとする実務的な姿勢を反映しており、双方が「中国―ASEANの持続可能で包摂的なデジタルエコシステム協力の構築推進に関する共同声明」に応える典型的な事例だ。

広西とASEAN諸国は共同で中国―ASEAN AIスマートイノベーション協力センターを建設する。中国政府が打ち出した「AI能力構築の包摂計画」を実行し、世界のAIの包括的・包摂的発展を推進することを目的としている。

広西は今後、同協力センターを出発点として、ASEAN諸国と中国―ASEAN AIスマートイノベーション協力センターを共同建設し、ASEAN諸国による独自化した主権型AIの大規模言語モデルの構築を後押しし、中国とASEAN諸国のAI、国境を越えたデータ、人材育成などの分野における協力、そしてAI技術の実装とイノベーションを推進し、ASEANの言語・文化のデジタル化・継承をサポートし、スマート化レベルと社会福祉を高め、AIフォー・グッドを推進し、全人類に利益をもたらすことを目指す。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年2月25日

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