トランプ米大統領の対中関税関連発言に外交部がコメント

人民網日本語版 2025年04月23日16:44
トランプ米大統領の対中関税関連発言に外交部がコメント

外交部(外務省)の23日の定例記者会見で、郭嘉昆報道官がトランプ米大統領の対中関税関連発言について質問に答えた。

【記者】報道によると、トランプ米大統領は報道陣に対し、「145%の対中関税は確かに高い。交渉によって対中関税は大幅に下がるだろうが、ゼロにはならない」と述べた。これについてコメントは。

【郭報道官】中国側はかねてから、関税戦争と貿易戦争に勝者はなく、保護主義に活路はなく、「デカップリングやサプライチェーンの分断」は自身を孤立させるだけだと指摘してきた。米国が仕掛けた関税戦争について、中国の立場は明確であり、中国は戦いたくはないが、戦うことを恐れてもいない。もし米国が関税戦争に固執するのであれば、最後まで付き合うし、交渉するのであれば、扉を大きく開く。もし米側が本当に対話交渉を通じて問題を解決したいならば、脅迫と恐喝をやめ、平等、尊重、互恵をベースに中国と対話すべきだ。中国と交渉すると言いながら圧力をかけ続けるのは、中国と付き合う正しい方法ではなく、通用しない。(編集LX)

「人民網日本語版」2025年4月23日

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