<企画>2025年1-3月の経済情勢に関するデータを発表 中国
「中国はこのほど、関連データを発表し、2025年1-3月の経済情勢に関して報告した。」
▷消費市場の運営状況
中国1-3月の社会消費財小売総額は同4.6%増の12兆4671億元。うち、自動車を除いた消費財小売総額は同5.1%増の11兆3434億元だった。
3月の社会消費財小売総額は前年同期比5.9%増の4兆940億元だった。そのうち、自動車を除いた消費財小売総額は同6.0%増の3兆6610億元だった。
▷対外貿易の状況
1-3月には、中国の物品貿易輸出入総額が前年同期比1.3%増の10兆3000億元に達した。うち、輸出は 6兆1300億元で、前年同期比で 6.9%増と比較的速い成長を実現した。輸入は同6%減の 4兆1700億元だった。
月別に見ると、1月は前年比2.2%減、2月はほぼ横ばい、3月は同6%増となった。この数字からは、中国の輸出入の前年同期比成長率が月ごとに上昇していることが分かる。
▷外資導入の状況
1-3月には、中国全土で新設された外資系企業は前年同期比4.3%増の1万2603社に上り、実行ベース外資導入額(以下同)は2692億3000万元だった。
産業別に見ると、製造業の外資導入額は715億1000万元、サービス業は1933億3000万元だった。ハイテク産業は786億1000万元で、そのうちECサービス業の成長率は100.5%、バイオ医薬品製造業は63.8%、宇宙航空機・設備製造業は42.5%、医療機器製造業は12.4%だった。
投資元の国・地域別に見ると、ASEANの対中投資が同56.2%増、欧州連合(EU)が11.7%増、スイスが76.8%増、英国が60.5%増、日本が29.1%増、韓国が12.9%増だった。
▷対外投資の状況
中国1-3月の全産業の対外直接投資額は前年同期比6.2%増の409億ドルだった。
▷関連データ
■中国1-3月のGDPは前年比5.4%増加
第1四半期(1-3月)の国内総生産(GDP、速報値)は31兆8758億元となった。不変価格で計算すると、前年同期比で5.4%増加し、2024年第4四半期(10-12月)より1.2%増加した。
■1-3月の物品貿易における越境資金純流入額、前年比120%増
1-3月には、企業や個人などノンバンクの越境資金純流入額は517億ドルに達した。そのうち物品貿易における越境資金純流入額は前年同期比120%増の2063億ドルだった。2-3月には、外資系金融機関が買い増した中国国内の債券は同84%増の269億ドルに上った。中国の主要ルートにおける国境を越えた資金の流動は安定的かつ秩序があり、越境資金は純流入の傾向を示している。
(編集JZ)
「人民網日本語版」2025年4月25日
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