習近平総書記が上海視察、「世界的影響力を持つイノベーション拠点構築の加速を」と強調
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は29日、上海市を視察した際、「上海は国際科学技術イノベーションセンター構築という歴史的使命を担っており、チャンスをつかみ、国家戦略への奉仕を牽引力として、科学技術イノベーション発信地としての機能とハイエンド産業の牽引機能を絶えず増強し、世界的影響力を持つ科学技術イノベーション拠点の構築を加速する必要がある」と強調した。
習総書記は29日午前、上海市徐匯区にある上海「模速空間」大模型創新生態社区(Shanghai Foundation Model Innovation Center、SMC)を視察した。
「模速空間」は上海市が大規模AIモデル専門インキュベーション・加速プラットフォームとして打ち出した産業パークで、企業100社余りの企業が入居している。習総書記は「模速空間」で、紹介映像を通じて上海市のAI産業発展状況を理解し、重点インキュベーション企業の大規模AIモデル製品の展示を見学し、関連技術の研究開発と企業の生産・経営についての説明を受けた。習総書記は上海の積極的なAI発展による成果を高く評価した。習総書記は「AI技術はアップデートを加速しており、爆発的な発展期を迎えている。上海は大規模AIモデル産業エコシステム体系によるAI産業インキュベーションなどの成功経験をしっかりと総括し、探究に力を入れ、AIの発展とガバナンスの両面で前列を歩むよう努力し、モデル効果を発揮するべきだ」と指摘した。
「模速空間」の3階では、「次世代知的エージェントの自主深化」をテーマとしたサロンが開かれていた。習総書記はこのサロンに参加し、会場の青年イノベーション人材と親しく交流した。
その後、習総書記はAI製品体験店を訪れた。店内のカウンターにはスマートグラスやスマート児童玩具、スマート楽器などのイノベーション製品が並べられ、習総書記は製品の機能と市場の状況などを詳しく尋ねたほか、興味津々といった様子でスマートグラスをかけ、自ら体験していた。(編集AK)
「人民網日本語版」2025年4月29日
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