中国―CELACフォーラム閣僚級会議開幕式への習近平国家主席の出席について外交部が説明

人民網日本語版 2025年05月12日11:24

習近平国家主席は5月13日に北京で開催される中国―ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)フォーラムの第4回閣僚級会議の開幕式に出席し、重要演説を行う。外交部(外務省)報道官が11日に発表した。

苗得雨・外交部部長助理(外務次官補)が同日に行われた国内外プレス向けブリーフィングで、「今回の閣僚級会議のテーマは『発展と振興を共に話し合い、中国中南米運命共同体を共に築く』。習主席は開幕式で重要演説を行う。習主席は演説で、中国・中南米関係の発展の歩みを振り返り、中国・中南米運命共同体という重要理念の豊かな意味合い、実践の成果と大きな将来性について詳述し、中国・中南米関係の発展に向けて新たな提案と措置を打ち出し、中国・中南米関係の長期安定的発展のために方向性を示し、新たな原動力をもたらす。会議では、科学技術革新、経済・貿易・投資、人工知能(AI)、金融、インフラ、農業・食糧、工業・情報化、エネルギー・鉱産資源、『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設といった分野における協力の具体的措置を含む複数の成果文書が採択される予定。これにより、平和を求め、発展を図り、協力を促進するという中国と中南米の揺るぎない決意を示す」と説明。

さらに、「中国ーCELACフォーラムの本格的始動から10周年にあたって第4回閣僚級会議を開催することは、過去を継承し未来を切り開き、協力を共に話し合い、未来を共に創出する、双方の決定した重要な措置であり、中国・中南米協力の進展において重要な象徴的意義があり、団結と協力、グローバルな課題への共同対応という明確なメッセージを全世界に向けて発信するものとなる。中国側は、今回の第4回閣僚級会議を契機に、中南米側と共に発展の大計を話し合い、協力の大事業を共に推進し、グローバルな課題への対応、グローバル・ガバナンスの改革促進、世界の平和と安定の維持に知恵と力を捧げることを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年5月12日

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