中国の軌道連携宇宙計算衛星コンステレーションがネットワーク構築段階に

人民網日本語版 2025年05月15日14:23

宇宙計算衛星コンステレーションが14日、酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、中国の軌道連携宇宙計算衛星コンステレーション「三体計算衛星コンステレーション」が正式にネットワーク構築段階に入ったことが同日、浙江省新型研究開発機関「之江実験室」への取材で分かった。人民日報が伝えた。

「三体計算衛星コンステレーション」は同実験室が世界の協力パートナーと共同で構築している1000基規模の宇宙計算インフラだ。同施設は軌道上でデータをリアルタイムで処理し、従来の衛星におけるデータ処理効率のボトルネック問題を解決し、宇宙における人工知能(AI)の応用と発展を推進する。

中国工程院院士で、同実験室室長の王堅氏は、「三体計算衛星コンステレーション」の構築は宇宙利用の限界を大幅に押し広げ、宇宙産業の変革ににとって大きな意義を持つ」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年5月15日

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