「中国—山梨友好交流会」が東京で開催
在日本中国大使館は13日に山梨県と共同で「中国—山梨友好交流会」を開催(撮影・許可)
在日本中国大使館は13日、山梨県と共同で「中国—山梨友好交流会」を開催した。中国の呉江浩駐日大使、山梨県の長崎幸太郎知事、渡辺淳也県議会議長、中谷真一衆議院議員の他、山梨県内の市町村長、主要企業、文化団体、学校の代表、中国系企業や華僑団体の代表ら約180人が出席した。大使館からは関係部署の責任者も参加した。
挨拶を行う呉江浩駐日大使(撮影・許可)
呉大使は挨拶の中で、「中日関係の活力は地方にある。山梨県はかねてから中国との交流を重視し、常に民間の友好的交流の先頭に立ってきた。山梨県と四川省の友好関係締結から、今年で40周年になる。双方がそれぞれの強みを一層活かし、友好交流と実務協力の一層の発展を推進することを期待する。国際経済・貿易秩序が正常化し、各国の協力と発展に望ましい環境がもたらされることを期待する。日本各界には、対中協力への信頼を揺るぎないものにし、協力のチャンスをつかみ、共同発展を実現してもらいたい」とした。
挨拶を行う長崎幸太郎山梨県知事(撮影・許可)
長崎知事は挨拶の中で、「国家間の関係は順風満帆な時もあれば、困難に直面する時もある。だが、地方交流を基礎に、両国民間の相互訪問を通じて、たゆまず理解を積み重ね、深めていけば、必ず国家間の関係の安定に寄与すると確信している。今年、山梨県は四川省との友好関係締結40周年という重要な節目を迎えた。県として、両国の友好と発展のために、その先頭に立ち、地方間交流に新たな局面を切り開くべく努力していきたい」とした。
四川省の党委員会副書記、省長、党組書記である施小琳氏は書面で祝辞を寄せ、「四川省と山梨県の友好関係締結40周年を契機に、産業優位性による補完関係にある分野、協力・ウィンウィンの成長分野をさらに掘り起こし、現代農業、観光、文化・教育などの分野で実務協力の新たな章を開き、友好関係をより高い水準へと引き上げるよう後押ししていきたい」とした。
挨拶を行う王家馴在日中国企業協会会長(撮影・許可)
在日中国企業協会の王家馴会長は挨拶の中で、「山梨県と四川省は1985年の友好関係締結以来、実り豊かな交流の成果を収め、科学技術、農業、教育など多くの分野で緊密な結びつきを維持してきた。当協会は大使館の指導の下、山梨県との協力を積極的に推進しており、山梨県と中国各界との交流・協力に新たな活力を注ぎ込むことを期待している」とした。
太鼓パフォーマンス(撮影・許可)
「一衣帯水」「世代友好」と揮毫した作品を手にする両国の書道家。(撮影・許可)
会場では山梨県と四川省のプロモーション映像が上映されたほか、山梨の伝統芸能「阿羅漢」や迫力ある太鼓パフォーマンス、四川の伝統劇の「変面」などが披露され、人々を魅了した。また、山梨書道協会の望月大耿会長と全日本華人書法家協会の高小飛会長がその場で「一衣帯水」「世代友好」という言葉を共に揮毫した。四川省と山梨県の特産品を紹介する展示ブースも設けられ、大いににぎわった。
今回の交流会は、山梨県と中国との各分野における交流や協力を深める場の構築を目的としており、中国大使館が日本の地方自治体を招き実施するPR活動、実務協力マッチング活動の一環として行われた。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年5月16日
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