「中国日本研究年鑑2023」が発表 年鑑事業の意見交換会を開催

人民網日本語版 2025年03月20日16:51

「中国日本研究年鑑2023」発表会の様子(撮影・陳建軍)。

「中国日本研究年鑑2023」発表会の様子(撮影・陳建軍)。

北京市の中国社会科学出版社で19日午後、「中国日本研究年鑑2023」発表会及び年鑑事業意見交換会が開かれた。中国社会科学院科学研究局や中国社会科学院日本研究所といった中国の各日本研究機関や中国社会科学出版社のトップ、専門家、学者など約40人が参加した。人民網が報じた。

「中国日本研究年鑑2023」

「中国日本研究年鑑2023」

中国社会科学院科学研究局の陳俊乾副局長は、「『中国日本研究年鑑』は、中国の日本研究の百科事典であり、政策制定をサポートする書籍、文化交流の重要な窓口、人材育成のバックアップ資料となっている。年鑑が継続的に出版されていることで、中国社会科学院の日本研究は、重要な学術陣地を勝ち得て、学界において重要な学術交流プラットフォームを構築している」との見方を示した。

中国社会科学院日本研究所の所長を務める、「中国日本研究年鑑2023」の楊伯江編集長は挨拶の中で、「『中国日本研究年鑑』は、日本研究学科の年間を通じた主な成果と科学研究の進展が反映されており、日本研究学科の建設と発展を促進し、中国の特色ある日本研究の独自の知識体系構築をバックアップできるよう取り組んでいる」とした。

集合写真を撮影する「中国日本研究年鑑2023」発表会に参加したゲスト(撮影・陳建軍)。

集合写真を撮影する「中国日本研究年鑑2023」発表会に参加したゲスト(撮影・陳建軍)。

中国社会科学出版社の呂薇州編集長は挨拶の中で、「『中国日本研究年鑑2023』が予定通り発行されたことは、中日学術交流を強化する上で大きな価値がある。また中国の日本研究の発展の流れに対する理解を深め、中国の日本研究の方向性の発展の変化を理解する上で重要な意義がある」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年3月20日

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