世界最大のエンボディドAIデータ工場が天津に設立

人民網日本語版 2025年06月24日14:40

世界最大規模のエンボディドAI(人工知能)データ工場となる帕西尼感知科技有限公司のエンボディドAIスーパーデータ工場(Super EID Factory)が23日、天津市の空天デジタル産業パークで運用を開始した。

同工場は敷地面積が1万2000平方メートル近くあり、現時点で世界最大規模のデータ収集能力を持つエンボディドAIデータ収集・モデルトレーニング拠点となる。内部には「15+N」のフルシーンのマトリクスが構築され、自動車製造、3C機器(コンピューター、通信機器、家電製品)、ホーム、オフィス、飲食など1000種類に及ぶタスクシーンをカバーしている。標準化されたデータ収集ユニットが150あり、すべてに帕西尼が独自開発した高精度のデータ収集デバイスが搭載されている。また同工場では年間2億件近くの高品質・高次元のエンボディドAIトレーニングデータが生成され、世界の産業エコシステムに開放され、エンボディドAIにおける汎化能力の課題克服を重点的に解決する予定だ。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年6月24日

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