江西初の「太陽光発電・蓄電・充電・放電・検査・調整」一体型充電スタンドが稼働開始
人民網日本語版 2025年07月04日13:40
江西省南昌市紅谷灘区では、車両間ネットワーク連携型スーパー充電モデルスタンドがこのほど、正式に稼働を開始した。これは、江西省初の「太陽光発電・蓄電・充電・放電・検査・調整」を一体化した充電モデルスタンドで、敷地面積は5818平方メートル、36の充放電スペースを備え、車両間ネットワーク連携モデルエリア、新型充電技術モデルエリア、太陽光発電・蓄電・充電モデルエリア、総合サービスエリアに分かれている。中国新聞網が伝えた。
新型充電技術モデルエリアのスーパー充電エリアの8つの駐車スペースは充電速度が非常に速く、10分で80%まで充電でき、利用者の待ち時間を大幅に短縮する。バッテリー検査エリアには4つの駐車スペースがあり、充電中にバッテリーの自動検査を行い、充電完了後には検査報告書を作成することで、車両所有者がバッテリーのコンディションを把握できるようになっている。
太陽光発電・蓄電モデルエリアはグリーンで環境にやさしい理念が体現されている。日中には、太陽光発電設備が太陽エネルギーを電力に変換する。その一部は直接車両の充電に利用され、余った電力は蓄えられる。夜間や電力不足時には、蓄えられた電力が活用される。このシステムはさらに電力ピーク時には電力供給を支援し、オフピーク時には蓄電することで、コスト削減と環境保護の両方に貢献している。
同モデルスタンドは「車両・充電ポール・充電スタンド・ネットワーク」といった資源の高度な統合を通じて、車両間ネットワーク連携の大規模な応用や、多様な負荷を組み合わせた市場取引への参加に向けた実証基盤を提供しており、江西省の新エネルギー産業の発展およびグリーン交通システムの構築に新たな力強い推進力を注入している。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年7月4日
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