北京、AIを活用した科学研究加速行動計画を発表
人民網日本語版 2025年07月14日15:40
「北京市AIによる科学研究の質の高い発展加速行動計画(2025−27年)」がこのほど、正式に発表された。この行動計画では、2027年までに科学基礎大規模言語モデルを構築することが打ち出されている。人民日報が伝えた。
同行動計画は今後3年における北京市のAI for Science(人工知能による科学研究)の発展ロードマップを描いているもので、以下の目標が設定されている。
・2027年までに科学基礎大規模言語モデルを完成させる
・10以上の高品質データベースを構築
・1000万人以上のユーザーにサービスを提供
・少なくとも5つの分野でAIを深く応用
・8件以上の模範的応用事例を創出
・共通サービスのためのイノベーションプラットフォームを構築
・学際的イノベーション人材を誘致・育成
・多角的な投融資サービス体制を構築
中国科学院院士で、北京科学智能研究院学術委員会専門家の鄂維南氏は、「AI for Scienceは新たな科学技術革命の重要な推進力となりつつあり、将来の科学技術および産業発展に深い影響を与えるだろう」と説明した。北京市は近年、北京科学智能研究院など複数の世界一流の新型研究開発機関の設立を先駆的に展開しており、革新的な企業や潜在的なユニコーン企業が続々と誕生している。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年7月14日
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