報告書「ASEANは中国企業の将来の最重要投資先」
人民網日本語版 2025年07月18日16:21
UOB銀行(大華銀行)は北京で17日、「UOB銀行企業見通し調査報告2025(中国大陸部編)」を発表した。それによると、ASEAN(東南アジア諸国連合)は中国企業にとって最も重要な海外調達市場、末端市場、将来の投資先とみなされている。中国新聞社が伝えた。
同報告によれば、国際的な地政学リスクの持続などの要因による圧力にもかかわらず、中国企業は引き続き高い強靱性と適応力を示し、サプライチェーンを積極的に再構築・高度化するだけでなく、長期的な視点からデジタル化と持続可能な発展を推進している。
同報告はさらに、「ASEANは中国企業にとって最も重要な海外調達市場、末端市場、将来の投資先と見なされている。中でもマレーシアが最も人気が高く、タイ、シンガポール、インドネシアも高い注目を集めている。これと同時に、中国企業は北米や欧州などポテンシャルの高い顧客市場の開拓も積極的に開拓しており、複数の拠点でより強靱なグローバルサプライチェーンのネットワークを構築し、企業のリスク対応能力をより一層高めている」としている。
同銀行北京支店の辛韜頭取は、「中国企業のサプライチェーン戦略は『中国+1』からより安定した『中国+N』への移行を加速させており、ASEANの中核的ハブとの位置づけが一層際立っている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年7月18日
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