西蔵自治区成立60周年、諸事業で全面的進歩と歴史的成果を達成

人民網日本語版 2025年08月06日14:45

西蔵(チベット)自治区は今年、成立60周年を迎える。国務院新聞弁公室は5日に記者発表会を開き、西蔵自治区の経済・社会発展の成果を説明した。新華社が伝えた。

中国共産党西蔵自治区委員会の王君正書記は「60年間の発展の過程において、西蔵自治区の域内総生産(GRP)は、1000億元(1元は約20.5円)に達するまでに50年を要したが、その後2000億元に達するまでに要した期間はわずか6年だった。2024年のGRPは2765億元に達した。これは物価変動を除いた実質で1965年の155倍に相当し、年平均成長率は8.9%となった。2021年以降、西蔵の経済規模は不断に拡大し、発展の質と効率も著しく向上。クリーンエネルギー、文化・観光業、高地軽工業などの現代的産業が急成長し、現代的産業システムがほぼ構築された。西蔵は自立的な発展能力を不断に強化しており、主要な経済指標の伸び率は全国でも長年にわたって上位に位置している」と指摘した。

2024年の西蔵における都市部住民の1人当たり可処分所得は5万5444元に達し、農牧民の1人当たり可処分所得も2万1578元に達した。王書記は「今日の西蔵では、各民族大衆が住居、所得、老後の保障を得て、教育や医療を受けることができ、改革と発展の成果を共に享受している。各民族大衆の獲得感はより確かなものとなり、幸福感はより持続可能なものとなり、安全感もより保障を得たものとなっている」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年8月6日

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